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働く女性アスリート ~2つのフィールドで活躍する選手たち~ Vol.1

 

いつもニッパツ横浜FCシーガルズを応援いただきありがとうございます。

「働く女性アスリート」としてピッチ内外で活躍するニッパツ横浜FCシーガルズの選手たちの素顔をより知っていただくため、ミニインタビューを掲載いたします。

今回ご紹介するのは…クラブアシストコーポレーションである「株式会社オカモトヤ」に勤務する新井翠選手。

ぜひご覧ください!

 

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Q1. 普段はどんなお仕事をしていますか?

オフィス専⾨商社で営業をしています。オフィスで必要な家具から(オフィスの)レイアウト変更など空間デザインのご提案、女性が安心して働くことができるように「(女性特有の健康課題の解決に役立つ)フェムテック関連商品の仕入れ・販売」などBtoBでの幅広い分野の営業をしています。基本的に外回りが多く、オフィスにいる時間は長くありません。都内を中心に営業をしますが、横浜でサッカーをしているので横浜周辺にも顧客をつくることができるように努力しています。

 

Q2. 仕事とサッカーの両立で大変なこと、やりがいをそれぞれ教えてください。

表に出る機会が増えたことで、シーガルズの認知度を上げることに繋がっていると感じることが1番のやりがいです。女子サッカーの認知度の低さやギャップをまだまだ感じることもありますが、応援の声を直接いただくことができています。

大変なことは、サッカーをやっていることでお客様からの問い合わせへのレスポンスが遅くなってしまうことです。練習時間中や試合日に連絡が来るとメールや電話が返すことができないのですが、上司をはじめ周りの方にフォローしていただいています。

 

Q3. 先ほど「上司の方からのフォロー」という言葉もありましたが、会社や同僚の方に支えられていると感じる瞬間はいつですか?

シーガルズが勝利すると、話したことのない社員の方からも声をかけていただけるときです。一緒に働くことで、シーガルズの結果を気にかけていただいているなと感じます。会社の特徴としていろいろな部署が1つのテナントにまとまっていますし、フリーアドレス(社内で固定の座席が決まっていないこと)になったことで社員同士話しかけやすい雰囲気になっていることも大きいと思います。

 

Q4. 株式会社オカモトヤ代表取締役社長 鈴木様に伺いました。今回新井選手が「会社で初めてのアスリート雇用」だと伺いましたが、受け入れに至った理由をお聞かせください。

実は以前にもお話をいただいていたことはあって、その時は受け入れをお断りしていました。しかし、再度熱い受け入れ打診をうけて、新井選手の今迄の経歴・(2024シーズン)キャプテンとしてのご活躍・他の選手への影響力など自分像をお伺いし、会ってみようと思いました。(ただ面会するだけでなく)会う前に、採用するなら営業をしてほしいとクラブ担当者にお伝えし、その覚悟があるかを面談のときに本人から聞かせてほしいと伝えました。

新井選手に実際に会ってみて、まずはオーラと笑顔でパワーを感じました。そして、今後の自分のキャリアややっていきたい事、自分の今迄のキャリアでできる事を自分の言葉できちんと語ってくれました。営業をしてほしい理由や(会社としての)今後の新井選手への期待を、本人がきちんと受け止め覚悟をもって面談に来ていたことを感じました。

むしろ「アスリートだから」採用したわけではありません。アスリートである事は、新井さんの強いキャリアであると思っています。

 

Q5. 新井選手の上司 楳谷様に伺いました。実際一緒に働いてみてのご感想をお聞かせください。

最初は、「(上司から)与えなければいけない」プレッシャーがありました。こちらがフォローして、短い期間で成果を出させてあげなければならない。でも、翠さんの明るさやパワーをもらって、何かを与えてあげるというよりも「一緒にがんばる」ことができています。練習や土日の試合からのお仕事で(体力的に)大変だと思いますが、そのようなところに私のほうが力をもらうことができています。

 

Q6. 最後に、新井選手の今後の抱負や展望をお聞かせください。

「働くアスリート」と公言している背景には、「競技に専念すべき」という価値観も存在する傍ら「競技も将来も大切にする」という新しい価値観ができ、小さい頃からスポーツに専念してきた方々にスポーツを続ける選択があることを身近に感じ、競技を続けてほしいという想いがあります。

私の場合、朝の練習で出た課題、反省、疲労感などネガティブな要素が頭にある状態で仕事に向かうことで、大なり小なり仕事に影響が出ていると思います。そこを自分なりの方法でリセットすることが大切であると同時に、これは会社では学ぶことのできないスポーツを通して自分で身につけることができた武器であると感じています。サッカーしかしていないのではなく、サッカーをしてきたからという前向きな捉え方でこれからも公私共に全力で頑張っていきたいです。

そして何よりも、(会社をはじめ)周りの方々のご理解、ご支援があるからこそ今こうして選手として成り立っていることを忘れず、結果にこだわっていきたいと思います。

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